ものわすれ外来受診(1)よく聞かれる質問例
認知症が疑われる当時83歳のばあちゃんを、なんとか「ものわすれ外来」の受診までこぎつけることができました。
お医者さんに伝えたい「認知症かと心配になった事例」のリストアップはバッチリ!!
いざ!
病院へ!!
・・・と、ここでちょっと心配なことが。
ばあちゃんが「認知症かと心配になった事例」は、ばあちゃん本人にしてみれば人には言われたくないこと。
まあ、本人的には自覚してないことも多いんでしょうけど・・・
そういう、聞き方によっては悪口になっちゃう様なこと、ばあちゃん本人の前では言いにくいですよね。
これ・・・どうするんだろう?
心配していると、病院の方はさすがにそういうことは想定済みなようで、ちゃんとばあちゃんと私を引き離し、私の話をじっくりとヒアリングしてくれました。
さすがだ!!
ものわすれ外来!!
話の途中でばあちゃんの方の検査が終わってしまって、ばあちゃんがこちらに来てしまいそうになったときも
「ちょっとこちらで血圧測りましょうね~」
なんて言って、どこかに連れていってくれたり・・・
もう一度言う!
さすがだ!!
ものわすれ外来!!
おかげで気兼ねなくばあちゃんのことを伝えられるわ!
ヒアリングを担当してくれたのは男性の臨床心理士さんでした。
仮にAさんとしますね。
4歳年上の姉あこちゃんと作成していた「こういうことがあったから認知症を疑っている」という事例の数々を、ここぞとばかりに説明する私。
話を聞きながら、i pad を使ってすごい速さでメモしてくれるAさん。
でも、実はこの時、準備していなくてしっかりと答えられなかった質問がいくつかあったんですよね。
これから受診する方は、多分同じようなことを聞かれると思うので、参考になるようにご紹介しておきますね。
その質問がこちら ↓
「服装が変になったと感じたことはあるか」
「お風呂には入っているか」
う~ん、ばあちゃんの「服装」に関しては・・・
もともと変だから分からない!!!
ばあちゃんは、若いころから妙なファッションセンスで、色あいとか取り合わせとか、ちぐはぐなのがデフォルト。
なので、今日ももちろん変なファッションだけど、それが認知症の症状によるものなのか、元来のファッションセンスによるものかが判別できない!
これはまあ、こういう質問をされると分かっていたとしても答えられない質問でしたね。
もうひとつの質問は「お風呂に入っているか」。
実はこれも答えられませんでした。
今では、認知症の症状のひとつに「お風呂に入りたがらない」というのがあると知っていますが、この時は知らなかったんですよね。
で、一緒には住んでいないし、ばあちゃんは小柄で、脂分も少な目のかさかさ系老婦人。
例えお風呂にあまり入っていなくても、匂いとかそんなにしないタイプなので、正直分からない。
この質問、この後もよく聞かれる質問だったので、事前にチェックしておけばよかったです。
後日姉のあこちゃんと調べた結果、あんまり入っていないようでした。
実家にはバスタオルが一枚もなくて、ガス料金もすごく安かったんですよね。
これは入ってないな、と。
油分たっぷり系おばあさんだったら、髪の毛がべたついている、とか、身体が臭うとかで気がついたと思うんですけどねー。
お友達とスーパー銭湯的なところによく行っていると聞いていたので、てっきりお風呂好きで、家でもちゃんと入っているんだと思い込んでました。
同居の方はお風呂関係の質問にはすぐ答えられると思いますが、別居の方は事前に☐しておくと良いと思います。
必ず聞かれるのでね。
一方、検査を終えたばあちゃんは
「すごく良く出来た!頑張っちゃった。すごいですね~って褒められた♡」
と言いながら笑顔で出てきました。
・・・良く出来たんかい!!
普段、あれが出来ないこれも出来ないと言って、いろいろ私にやらせているくせに、今回はよく出来ちゃったんかい!!
今日は頑張ってくれなくてよかったのにぃ・・・
とは思いながらも、顔には出さず受け流す私。
が、ここでちょっと不安に。
せっかく「ものわすれ外来」を受診できたのに、まさか認知症ではないですねって言われて門前払いされるってことはないよね?
ここはなんとか継続的に受診して、専門家のケアを受けられるようになりたいところ。
だってもう、さっき担当の臨床心理士さんにいろいろとばあちゃんの日頃の様子や、認知症だと思った事例なんかを話しているうちに、私思わず涙ぐんじゃったんだもんね。
変わっていくばあちゃんの様子を目の当たりにして、不安にさいなまれていたのを、やっとプロの方に聞いてもらえた!相談できた!という安堵感で、涙出ちゃったよね。
是非是非、「ものわすれ外来」に定期的に通わせていただきたい!
一緒にばあちゃんの様子を見守ってもらい、適時アドバイスなどもらいたい!
不安な気持ちで待っていたところ、やっと院長先生がいる診察室に呼ばれたのでした。

続きます!
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