介護のアンガーマネジメント 私の場合

介護
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姉妹で愚痴り合う

認知症要介護1で一人暮らしをする夢子ばあちゃんを姉妹で近居介護しています。

長女あこ   次女ちい

夢子ばあちゃんの介護に関わる方たち、ケアマネさんやデイサービスの方たちや訪問スタッフの方達から見ると、私たち姉妹はとても優しく愛情に溢れた介護をしていると思われている気がします。

でも!

内実は全然そうではない!

「仲の良い母娘」「母親想いの優しい娘さんたち」は本当は存在していない・・・

夢子ばあちゃんの言動に、本当にイライラしてしまうことは日常的にある。

それでも、認知症の夢子ばあちゃん本人にキツイことを言っても仕方がないし、長い目で見ればデメリットしかないと分かっているので、なるべく優しい感じに接しようとはしているわけです。

とはいえ!

堪忍袋の緒がブチっと切れて、思わず夢子ばあちゃんを怒鳴ってしまったことは、あります。

もう、どうにもこうにもアンガーマネジメントが出来ない時、ありますよね~。

実家の一番近くに住んでいて事務処理能力がある(パソコンとか運転とか色々ね)次女の私が介護キーパーソン
小さなことまで気が利く包容力のある長女のあこちゃんが優しさ担当

↑ で介護している我が家。

 

実は普段から、それはもう他所様が聞いたらびっくりするくらい口汚く、姉妹で介護の愚痴をこぼし合っています。

私が夢子ばあちゃんと接していて、怒髪天を衝くみたいにカーっとなったときなんかは、ぐっと堪えて自分の家に走って帰り、姉のあこちゃんのお仕事が終わる時間を待つことにしています。

怒りでプルプルと震えながら待つときもあり(笑)

事前に何か起こりそうだと予想できているときは、「愚痴予告」もしておきます。

「今日多分ばあちゃんにイラっとさせられそうだから、夕方愚痴電話しちゃうかも」って。

ホント、泣きながら電話することもよくあります。

夢子ばあちゃんのことだけでなく、介護を完全スルーしてくる長男ハロルドのことも、もちろん愚痴ります。

姉妹だと状況も同じだし、愚痴の対象への臨場感も同じだから、そのへんは本当に便利だし有難いんですよね~。

ただ、この姉妹で愚痴り合える状況が、とても恵まれているのだということも実感しています。

気の合う姉妹が近くにいることがまず、そんなにないですよね。

姉妹がいたって気が合うとは限らないし。

親への感情だって、同じとは限らないですからね~。

 

愚痴をこぼす相手がいない場合

 

同じ立場で介護の愚痴を共有しあえる相手がいなかった場合。

こっちの方がむしろ「あるある」ですよね?

兄弟の仲は良かったとしても遠距離とか、実の娘もいるのに介護を担わされているお嫁さんとか、女性ばかりに介護が集中するとか、そもそも一人っ子とか。

そういう場合は外部のプロの第三者に頼むのがひとつの案かも。

いわゆる「傾聴サービス」。

ただただ、愚痴を聞いてくれるという有料のサービスです。

手近なところだと「ココナラ」とかありますね。

ココナラとは・・・
「ココナラ」は、専門家やスキルを持つ人にオンラインで気軽に相談できるサービスです。介護の悩み相談、家族との関係のアドバイス、文章作成、画像編集まで、幅広いジャンルのサービスがそろっています。電話やチャットで相談できるので、外出が難しい介護中でも利用しやすいのが特徴です。「誰かに話を聞いてほしい」「ちょっとした作業を頼みたい」という時に、必要な分だけ頼れる“お助けサービス”として多くの人が利用しています。

 

この「ココナラ」のサイトでまず

カテゴリ

悩み相談・恋愛相談

話し相手・愚痴聞き
(じっくり話を聞いて欲しい・会話を楽しみたい・愚痴を聞いて欲しい・自分をわかって欲しい・具体的なアドバイスが欲しい・その他(話し相手・愚痴聞き))

 

と選んでいきます。

これ、実際に頼む前にサイトを見ているだけでも面白いです。

「こんなニーズがあるんだ!」とか「こんなことまで!?」なんて感じで、とっても興味深い。

お値段はピンキリですが、一番安くて

100円/分

くらい。

1分で100円だから、10分愚痴を聞いてもらったら1,000円。

30分で3,000円。

一時間聞いてもらってら6,000円。

え!?高っ!!

と最初思いますけど、友達に愚痴を聞いてもらおうと思って電車賃かけてランチしてお茶して、と考えると、まあ・・・ちょい高い・・・くらい?

私は姉のあこちゃんに愚痴れるのでお願いしたことはないんですが、実は友人が何人かお仕事としてこの「傾聴サービス」をしていたことがあります。

「副業」としてやっている人もいれば、「本業」の人もあり。

いつか自分がそれを仕事とする未来もあるかもしれないので、リサーチとして「傾聴サービス」を使ってみるのも良いかも?

「ココナラ」以外にもたくさんあると思うので、「傾聴 介護 愚痴 サービス」とかのワードで検索してみてください。

 

夫や友達に愚痴るのは?

もちろん、愚痴を聞いてもらうのに、まずは身近な人に、というのもありですよね。

我が家の場合、「夫」はというと・・・

役に立たない・・・!!!

現在会社で人事部にいるせいか、上から目線の正論をかましてくるので逆に腹立たしい!!
愚痴を聞き終わる前に解決策を提案してくるのがまた腹立たしい!!
解決策とかいらないのよ(笑)
愚痴りたいのよ!!

「友達」の場合・・・
結構良いんですが、即効性が難しい。
若いうちは即電話とか出来ましたが、中高年になってくると前もってお互いの時間を合わせないとゆっくり会って話すのが難しい。
やっとお互いの予定が合った数日後とかにはもう愚痴りたかった内容が古くなってしまってたりするしね~。
それと、相手の愚痴も同じくらいの時間を割いて聞いてあげないとイーブンじゃなくなるので、その辺の兼ね合いが難しい・・・・

 

ケアマネさんに愚痴るのは?

介護の愚痴なんだから、ケアマネさんに聞いてもらうという手も、もちろんあります。


でも、ケアマネさんはあくまでも被介護者である夢子ばあちゃんを中心に考えるのが仕事なので、話がとんでもない方向に進むこともある・・・
ケアマネさん的には「話を聞いてしまったら何か対応をしなくてはならない」立場なので、ただ愚痴りたい場合には適さない。
問題解決のための相談をするには良い相手だけどね~。

 

愚痴の効能

おかげさまで我が家の場合は、姉妹で日々愚痴りあえる有難さを噛みしめつつ介護をなんとか頑張っております。

「あとで愚痴るぞ~!」

と思っていると、何か介護で嫌なハプニングが起きても

「愚痴るネタが出来たぞ!」

と、むしろ喜ばしいような気すらしてくるから不思議です。

「どうやって愚痴ろうか?」

と愚痴の導入部から締めまでのストーリーテリングを考えていて、良い構成案やキャッチーなキーワードが思いついたりすると、むしろ怒りが転じて笑いが込み上げてくることもあります。

どうせやらなきゃならない介護なら、「愚痴り芸」にまで昇華させるべく、愚痴りながらもやっていくしかないもんなぁ・・・

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