過去の話です。
認知症で要介護1の認定が出た夢子ばあちゃん。
デイサービスや配食サービスの利用を始めることになり、ずっと習っていた弦楽器の習い事もさすがに引退してもらわなくてはならない感じになっていました。
そんな中、「どうしても出たい」「今度こそこれで最後にする」と言って臨んだ合同発表会。

認知症の症状のせいで、かなりご迷惑をおかけしたんだろうなぁという感じの当日の様子。
でもまあ、長年習っていたし、最高齢だし、申し訳ないと思いつつも参加させていただいて・・・有終の美を飾れたわ。
・・・と思ったら!!!
なんか、発表会後もしれ~っと練習に通い始めた夢子ばあちゃん!!
おい!!![]()
話が違うだろ!!!

とは思いましたが、実はそのころ時期的にはちょうど、デイサービスを見学したり、配食サービスの試食をしたりと、まさに介護サービスを使い始めようとするフェーズでした。
認知症の薬を飲むのもリハビリも拒否してしまったばあちゃんに、なんとかデイサービスなどを受け入れてもらえるかの瀬戸際です。
ここで機嫌を損ねて全てを拒否されたら元も子もない。
姉のあこちゃんと相談して、「とにかくデイサービスに通い始めて新しい居場所を作ってから弦楽器の習い事を辞める順番で行こう」ということで、しれーっとまた通いだしたのは見て見ないフリをする作戦を取ることにしました。

※とは言っても稽古場所まで車で送迎はさせられているので、優しい顔をするのにひと苦労しましたよぉ~😭
そんなこんなで習い事の引退をうやむやにしてみても、やっぱり練習に行っては他のメンバーについていけなかったり、色々なことを忘れたり分からなくなったりで問題を起こしてはいたようで、送っていくときには
「やっぱり辞めると頭を使わなくなるから、やった方がいいわよね」
なんてつぶやいていても、帰りに迎えに行ったときには
「もう辞めようと思う。来週先生に言う」
と言ったり、本人の気持ちも揺れ動いているようでした。
趣味のレベルで、ただ楽しく練習するだけの会だったらよかったんですけどねぇ・・・
発表会ではホールが満席になるような、大がかりで高度なグループだったのでねぇ・・・
そこが夢子ばあちゃんの自尊心を満足させていたところでもあったんでしょうけど、認知症を発症した今となってはもうそのレベルについていくのは無理なんだよなぁ・・・
つづきます


