過去の話です。
認知症の症状が出て、生協さんの宅配の注文がうまく出来なくなってしまったばあちゃん。

本人もようやく「これではいけない」と悟ったようで、次女である私に生協を辞める手続きをして欲しいと頼んできました。

でも、一度姉のあこちゃんが退会の手続きをしたのに、また再開してしまっていたので、今度は「認知症であること」をきっちり説明して、再開できないようにしてもらう特別シミュレーションで臨まなければ!!
これの二の舞になっては困りますからね。
↓ ↓ ↓

前回姉のあこちゃんが退会の申し込みのために電話をかけたときには、音声ガイダンスでやったとのこと。
(オペレーターさんにつないでもらうには時間がかかるシステムだったので)

今度は、音声ガイダンスではなく、直接オペレーターさんが出てくれるまで辛抱強く待ち・・・
「母の代理でかけています」
「認知症で注文がちゃんと出来ないため退会したい」
「書類などは娘の私のところに送ってほしい」
「本人がまた再開しようとしても受け付けないで娘の私に連絡してほしい」
などなどお伝えしました。
すると、こういう事案は初めてではないようで、快く受け付けてくれました。
そうだよね、こういうことって他のご家庭でもきっとあるあるなんでしょうね。
で、快く処理してくれるオペレーターさんに、ついつい気になっていることを、ついでに聞いてみちゃいました。
「あの、数か月前に姉が退会の手続きをしたことがあったんです。その後母がまた再開したんだと思うんですけど。再入会したのって、いつだったか分かったりしますか?」
これ、気になっていたんですよねー。
するとオペレーターさんは
「記録によると、退会されたことはないですね。ずっとご利用いただいています」
・・・え!?

辞めてない!?
一度も?
ずっと利用していたって!?
うそぉ~!?
このことを姉のあこちゃんに報告すると、あこちゃんもビックリ!!
「一度も辞めてないって?えー!どういうこと?」
「・・・もしかして、確認の電話が来た時に、ばあちゃんが”辞めません”って言っちゃったのかな?」
「その日のうちに私がばあちゃん本人に確かめたら、”ちゃんと生協さんに辞めるって言った”って断言してたのに・・・」
「・・・まさか、それ自体が本当じゃなかったなんて・・・!!!」
認知症の人の言うことを、全部鵜呑みにしてはいけないということを学んだ体験でございました。
「嘘」じゃないんだよね。
本人も別に娘に嘘をつこうとか、騙してやろうとか思ってるわけじゃない。
自分でもよく分からなくなっちゃってて、とりあえずその場は「分かってない」ことを悟られたくなくて「とりつくろって」いただけなんでしょうね~。
で、そのこと自体も忘れちゃうんだよな~。
これが認知症というものか~、としみじみ分かった私たち認知症介護姉妹。
その後は、こういう時にはきっちりと念には念を入れた対処をするようになりました。
ホント・・・OH!NO!でございます。

