自分から言い出してくれた 認知症母習い事引退

エンターテイナー夢子伝説

過去の話です。

認知症のみで要介護1が認定され、週一でデイサービスに通い始めた夢子ばあちゃん。

長年弦楽器の習い事をしていて、その団体の大がかりな発表会に年に1回出ることをとても楽しみにしていました。

マンドリン

とはいえ、75歳を超えたあたりから、周りについていけなくなってきたのを感じたのか

「今年の発表会で最後にする」

と言い出していました。

しかし、やっぱり発表会という大舞台で、大きなホールで拍手を浴びたりすると気持ちが盛り上がってしまって

「もう1年やる。来年を最後にする」

となっちゃうことを10年くらい繰り返す

辞める辞める詐欺

でございます。

10年くらい前から、「最後だ」って言うから、なんとか日程を空けて姉妹で花束とか準備して観に行ってたんですよね。

もう最後の方は私が

「どうせ今年も最後じゃないでしょ。っていうかここ何年かは観にくるのが当たり前みたいになってて、その日は空いているのかとか聞かれもしないし。もう行かなくてもよくない?」

って感じになってましたが、姉のあこちゃんが

「でも、本当に今年が最後になったりして、ばあちゃんが死ぬ時に

 ”最後の発表会・・・観に来てほしか・・・った・・・(がくっ)・・・”

 とかなったら後味悪いし・・・」

と言うので、渋々一緒に観に行ってました。

そんな辞める辞める詐欺常習犯の夢子ばあちゃんでしたが、とうとう

「もう辞めようと思う。来週先生に言う」

と言い出してくれました!

いろいろときっかけはあったと思いますが、これを言い出す少し前に、練習の日に楽器そのものを持っていくのを忘れたのが大きかったかも・・・。

いや、他にもいろいろありましたけどね。

さんざん認知症の症状だと思われる行動のせいで、お仲間のみなさんにご迷惑をかけちゃってたみたいなんですけどね。

それでも認知症の診断が出るまでは静観していた私たち姉妹だけれど、診断どころか要介護1まで出ちゃって、リハビリのためにデイサービスにまで通い始めちゃったら、それを知ってて習い事にひとりで参加させるわけにはいかないもんなぁ。

それはもう、会のみなさんからしてみれば、夢子ばあちゃんの責任じゃなくて、介護者である娘たちの責任だとなっちゃうからね。

趣味のサークルくらいだったらいいけど、その域は超えちゃってる会だからな~。
(だからこそ夢子ばあちゃんのアイデンティティーの源になっていたんですよね)

それにつけても自分から言い出してくれてよかった💨💨💨

いくら私たちだって強制的に辞めさせるわけにもいかないし、後々「無理やり辞めさせられた」なんて言われたくないですからね。

OH!NO!

辞め方が分からない 認知症母の習い事
過去の話です。 認知症のみで要介護1が認定され、さんざん抵抗しつつもなんとかデイサービスに通うことになった夢子ばあちゃん。 何度も「辞める辞める」と言っては「やっぱり辞めるのを止める」となっていた弦楽器の習い事も、やっと本当に引退する気にな...
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