認知症母の「おまゆう」案件

エンターテイナー夢子伝説

過去の話です。

長年、年1回に大がかりな演奏会のある弦楽器の会に参加していた夢子ばあちゃん。

認知症のせいだと思われる行動でメンバーの方に迷惑をかけているな~、そろそろ潮時だよな~、と私と姉のあこちゃんが心配していた、とある日。

姉のあこちゃんにばあちゃんがこんなことを言ったんだそうです。

「弦楽器の会に新しくボケたばあさんが入会してきた」

・・・ボケたばあさんって・・・

多分その方、夢子ばあちゃんより年下なんですよ。

当時夢子ばあちゃん83歳とかだから。

その方を「ばあさん」呼ばわりする夢子ばあちゃん(笑)

「ボケてるから同じ話ばっかりしてうんざりする」

うおお~い!!

おいおい

同じ話ばっかりしてるのは自分もやないかい!!

おいおい

これがいわゆる「お前が言うな」の「おまゆう」案件なのね・・・

そうか・・・認知症で自分が何度も同じ話をしていることには気が付かないけど、他人が同じ話を何度もしていることには気が付くのか・・・

そこは気が付かなくていいのにねぇ~。

姉あこちゃんは、なるべく「おまゆう」感を表情に出さないようにしながら

「その方認知症なのかしらねぇ。練習場まで自分で来てるの?」

と言うと

「旦那さんが車で送ってくるんだよ!」

と苦々し気に言う夢子ばあちゃん。

なるほど。

優しい旦那さんが送迎してくれているのがまた気に入らないわけね。

うちのせこし爺ちゃん(仮名)は、車で送り迎えなんて絶対してくれなかったもんなー。

女子供の用事ごときに一家の主が動けるか!っていうスタンスだったからね。

それどころか、遊びのために出かけるなら食事の用意やその他の家事はちゃんとやってから行け!っ

ていう感じで、プレッシャーを与えまくってたからな。

気持ちよく外出なんかさせないって方針で。

あらやだ。

夢子ばあちゃんの「おまゆう」案件の話のはずが、すっかり亡き父せこし(仮名)の悪口になっちゃってたわ(笑)

おほほほほほ。

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