認知症母…最期から二番目の

エンターテイナー夢子伝説

過去の話です。

今から1年半前くらい。

夢子ばあちゃんに認知症で要介護1の認定が出て、ケアマネさんがついたあたり。

一人暮らしのばあちゃんを近隣介護する長女あこちゃんと、次女の私は、配食サービスの導入やデイサービスへの通所をしてほしいと思っていました。

でも、自分が認知症を発症していることを認めたくない夢子ばあちゃん。

自分がボケ老人扱いされることを極端に嫌がって、それはもう扱いにくかった・・・

「これで最後にする」と言って参加した習い事の弦楽器の発表会後も、「やっぱり来年の発表会も出る」と言い出して練習に行ってしまっていました。

マンドリン

その弦楽器の会は、趣味の会のレベルを超えていて、発表会は盛大に大きなホールでプロの楽器奏者にも参加してもらい、大がかりなものになるのです。

どう考えても、来年の発表会なんて無理な状況です。

今年の発表会だって、無理くり出演していて、悲惨な状況だったのに・・・

そもそも思い返すと「今年で最後の発表会にするから、絶対に観に来て」と言い出したのが、もう10年前。

「最後なら」ということで、あこちゃんも私も予定を空けて、花束を用意して観に行く・・・を10回繰り返しました

「最後だから」を言い出したのが、もう夢子ばあちゃんも70歳を超えていたときだったから、本当に最後かもしれないと思って無理して観に行って・・・「やっぱり辞めない」の無限ループ!

でも、年齢からいっても本当に最後になるかも、と思うとなかなか行かないわけにも・・・

「死ぬときにさぁ。 ”最後の発表会・・・観に来て欲しかっ・・・た・・・(ガクッ)・・・” とか言われたら後味悪い、とか考えちゃってねぇ・・・」by姉あこちゃん

「最後最後詐欺だよね」by妹の私

「去年の発表会なんかさ、ばあちゃんが演奏する手元を客席から見てたらさ」

「うんうん」

「ばあちゃんの手が全く動いてないように見えるんだよね」

「え~?」

「あまりに高速で手を動かして演奏しているから、速すぎて見えないのかと思っちゃった」

「そんなバカな(笑)・・・え・・・でも、それって・・・?」

「あれ、本当に動いてなかったみたいなの。ばあちゃん、この前、”音を外したり、ずれちゃったりしたらいけないから、弾いているフリをしているんだ、って言ってたんだよ」

「ま・・・マジで!?」

「もう随分前から、まわりの演奏についていけてないんだよね」

「え~~~!?じゃあ演奏しているフリをしているだけなの?絶対に観に来いって言うから、無理して日程をやりくりしてまで来てるのに!?いったい私たちは何を見せられているって言うの~~!?」

これが最後から2番目の発表会のことでした。

このときはまだ「ものわすれ外来」にも受診していなかったですけどね。

で、結局、本当に最後になったのは、2023年末の発表会でした。

その時に何が起こったかというと・・・

つづきます!

認知症シニアの習い事 最後の発表会
開演前からトラブル 過去の話です。 「発表会に出るのは、本当に今年で最後にするから」 と言って弦楽器の発表会に出た夢子ばあちゃん。 2023年の12月のことでした。 このときはまだ「ものわすれ外来」を受診してはいたけれど、認知症での介護認定...
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