ものわすれ外来受診(6)認知症じゃない!と言い張る母
「ものわすれ外来」を受診して、認知症の薬を処方された当時83歳のばあちゃん。
先生はリハビリも提案してくれましたが、それはばあちゃんは断固拒否。
そのため、とりあえず薬だけ飲むことにして、次回の受診予約を待っていたある日のこと。
長女である私の姉のあこちゃんが実家に行ってみると、なんと!ばあちゃんが薬を飲んでいないことが判明!
そのときの様子がこちら ↓

その後、私が実家に行ってみると、薬を飲んでいないだけじゃなく、なんと・・・
壁のカレンダーの次回の「ものわすれ外来」の予約の日に、違う病院の予約の予定が書かれているではないですか!!
1年近く説得して、やっと受診することを承諾してくれて、初回の予約を取るにも2か月以上もかかった「ものわすれ外来」の予約の日に!!
付き添うために、わざわざ私が予定を空けた予約の日に!!
「ばあちゃん、この日○○病院の予約の日じゃん。△△病院の予約しちゃったの?ダメだよ。○○病院の予約取るの大変だったんだから、こっちはキャンセルして」
なるべく怒らないように、怒らないように・・・と思いながらも、怒りがにじみ出てしまう私。
実は処方された認知症の薬を飲んでいないことも、姉あこちゃんから知らされてるし。
多分ばあちゃんは、「ものわすれ外来」の予約をただ忘れていて別の病院の予約を入れてしまったのかもしれませんが、それすらも認めたくないようで・・・
「いいよ。もうあの病院には行かないよ。認知症じゃないよ。脳に異常ないって言われたし」と。
いや!予約日を忘れてしまっていること自体、認知症の症状やんけ!!
予約を取ったときだって、その後だって、行きたくないなんて一度も私に言ってないやんけ!
と、言いたくなるのを堪えて、でも流石に我慢できずに
「いや、認知症って言われたよ。異常ないっていうのは脳梗塞とかそういう異常はないって意味だよ。脳に萎縮がみられるから、リハビリと薬を始めましょうって言われたじゃない。ばあちゃんがリハビリはしたくないって言うから、薬だけになったんでしょ?」
それでもばあちゃんは
「でも・・・いいよ。行かないよ。大丈夫だよ。頭はしっかりしてるから」
いや、しっかりしてないから!!
しっかりしてないから困ってるんでしょうよ~!!
怒っては逆効果だ。
冷静に説得しなくては、と思いつつ、ばあちゃんの勝手な言い分に怒りがこみ上げてきてしまう私。
「さんざん私にあちこち車で送り迎えさせてるくせに、私が行って欲しいところには行ってくれないの?私だって忙しいのにばあちゃんために時間を割いてるのに!そんなんだったらもうどこにも車で送っていかないよ!」
と言ってしまいました。
この、「車でばあちゃんを習い事に送迎しなくちゃいけない」という件は、私にとってもすごく負担になっていたことだったので、爆発してしまったんですよね。
※ばあちゃんの送迎の件は、免許返納のことや、多分認知症のせいでタクシーを呼ぶ、ということが出来なくなっていたことも関係しているので、その辺はまた別で書きますね。
ばあちゃんは私が怒ったのを見てびっくりしています。
この頃にはばあちゃんは、家周りのことや、事務的な手続きなどを、ほぼ私に頼っていたので、私を怒らせてそういうことをしてもらえなくなっては困ると思ったと思います。
脅すような言い方はできるならしたくない。
でも、このときの私は、どうしても病院に行ってほしかったのです。
ここ数年、明らかに様子がおかしくなってきていたばあちゃん。
姉のあこちゃんと「おかしいよね。ただの老化じゃないよね」と、ず~っと悩んできたのです。
やっと「ものわすれ外来」を受診してくれて、認知症の診断が出て、これで治療が始められる。
少しでも認知症の進行を遅らせることが出来れば!と藁にもすがる思いでした。
私は怒りをおさえつつ、他にも色んな角度から説得してみました。
そして、ばあちゃんになんとか次の予約の日に、しぶしぶながらも「ものわすれ外来」に行くことを承諾してもらいました。
そして、次回の予約の日・・・そんな努力は全くの無駄となってしまうのです。
続きます!
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