父せこしケチ伝説
認知症要介護1で一人暮らしをしているばあちゃんを、姉妹で近隣介護しています。
今まで、生協さんや通販で爆買いをしてしまうばあちゃんの様子をよく記事に書いてきました。
その都度
「ばあちゃんが本当に欲しいものなら買っても構わないんだけど・・・」
的なことをよく書いてきました。
これには理由があります。
実は夢子ばあちゃんは、夫である我ら姉妹の父せこし(仮名)が亡くなるまで、自由にお金を使うことが出来なかったから。

父せこしは、ばあちゃんには本人の年金分のみ自由にさせて、残りの生活費は買ったもののレシートと引き換えに、1円単位で渡すという、ビックリな方法を取っていたのです。

実際、父せこしが亡くなるまで、いったい家にいくらの貯金があるのかも、夢子ばあちゃんはもちろん、私たち娘も知らなかった。
そんなマネハラにあっていた夢子ばあちゃんだったので、せこし死後しばらくは、自由に好きなものにお金を使ってほしいと私たちは思っていました。
なので、きっちり認知症との診断が出るまでは、「おかしいな~、これヤバいよな~」とは思いつつも、通販などの爆買いを止めにくかったんですよね~。
で、今回は、そんな父せこしの「ケチ伝説」を披露しちゃおうと思います。
まず、「ケチ伝説~エピソード1~」(笑)
新婚旅行お寺のスリッパ事件
それは、二人の初デートでのこと。
実は二人は結婚式までに2回しか会ってないという、超スピードお見合い婚。
だったそうです。
で、その2回目のデートで、京都のお寺に行ったとのこと。
その日はとても寒い日で、お寺の玄関にスリッパが置いてあった、と。

ただ、そのスリッパは有料で、借り賃が「10円」。
で、お寺の方が、当然使うでしょう?って感じでスリッパを手渡してきた、と。
若き日のせこしは、そのスリッパを手に取ってじっと見つめたあと、何も言わずに元に戻したそうです!!!
初デートなのに!?
1回手に取ったのに!?
現在で言うところの「100円」くらいのスリッパ借り賃を!?
当時、実家で家族に愛され甘やかされていた夢子ばあちゃんは、あまりのケチぶりにびっくりしたそうです。
まあ、それでも、当時の女性に結婚しないという選択肢はないですしね。
関西の田舎が実家の夢子ばあちゃんにとっては
東京住まいの 学歴の良い 長男ではない それなりに顔も悪くない
せこしとの結婚を断ることは考えなかったんでしょうね。
とにかく都会に出たかったんでしょうし。
でもまあ、この「10円スリッパをケチった」というのが、せこしケチ伝説の始まりでありました。
OH!NO!でございますよ。

